嘉納治五郎と教育・目的
嘉納治五郎は、教育について名言を残しています。
□ 教育のこと
「教育のこと、天下これより偉なるはなし、一人の徳教、広く万人に加わり、一世化育遠く百世に及ぶ教育のこと、天下にこれより楽しきものはなし、英才を陶鋳して兼ねて天下を善くす、その身亡ぶといえども余薫とこしえに存す。」
次に、柔道修行の究竟の目的についてです。
□ 柔道修行の究竟の目的
「柔道は心身の力を最も有効に使用する道である。その修行は攻撃防御の練習に由って身体精神を鍛錬修養し、その道の神髄を体得することである。そうして是に由って己を完成し世を補益するのが柔道修養の究竟の目的である。」